ラジカルシャワーの安全性について
オゾンを発生させる方法は、現在では放電方式、無声放電方式、PAS(酸素発生器)付無声放電方式などがあります。
ラジカルシャワーには放電管方式を採用しております。紫外線ランプが発生する185nmの光を吸収してオゾンを発生させます。酸素だけに作用する為、空気中の他の物質に影響を与えず、純粋なオゾンだけを作り出します。当社の特殊放電管システムは、低濃度オゾンとマイナスイオンを同時に発生させ、オゾンとのダブル効果で脱臭、除菌、有害物質除去を効果を高めると共に、マイナスイオンの働きによって煙草の煙、排気ガス、花粉、空気中のウイルス等の除去効果が得られます。又、心身のリフレッシュ、自律神経の安定にも良いとされています。低濃度オゾン脱臭は、臭い分子を分解すると同時に酸素に戻りますので、環境にも優しい脱臭法です。
オゾンの安全性
我が国では、作業環境許容濃度として、産業衛生学会許容濃度委員会は、0,1ppmを労働環境における許容濃度としております。(8時間の平均値)日本空気洗浄協会の規定では、0.05ppmを平均値、最大値を0.1ppmと定めています。ラジカルシャワーは0.03~0.05ppmに設定しています。
完全分解までに要するオゾンの分解速度時間は、自然の場合では意外と遅く、乾燥空気中で12時間以上を要し、水中では3時間といわれています。しかし、現実にはこの大気中においては湿気があり、多くの被酸化物質が存在しているので分解速度が促進され、一般的には大気中で数10分、水中でも数分で分解されると考えられています。又、気相の場合は、0.05ppmの低濃度でも特有の臭気を持ちますので、これを判断基準とすれば有効です。
オゾンの効力は殺菌、除菌、脱臭、鮮度保持、漂白、ゴキブリの忌避等を有する物質であり、古来から自然界に存在する物質です。
100年も前から殺菌力、脱臭力、漂白力を持つことが立証されております。
日本国内において業務利用、一般生活空間での利用は拡がっております。
オゾンは正しく、利用すれば安全な物質です。
オゾン濃度 | 生 体 に 及 ぼ す 影 響 |
0.01~0.02 | 殆ど臭わない。日中自然界に常にある濃度。 |
0.02~0.05 | 多少臭いを感じる。(イオンラジカルシャワー) |
0.06 | これ未満では慢性の肺疾患にも影響ない。オキシダント環境基準 |
0.1 | 正常者にとっては不快、鼻、咽喉に刺激。日本産業衛生協議会基準濃度 |